ドラマ「新しい王様」
動画配信サービスで「新しい王様」というドラマを見ました。
感想は、めちゃくちゃ面白かった!面白すぎてワタシとしては珍しく2周しました!
あらすじの詳細は上のリンクから公式サイトで。
ざっくり言うと、藤原竜也が演じる「実業家のアキバ」と香川照之が演じる「投資家の越中」によるテレビ局買収を巡るドラマ。
十数年前、リアルに同じような騒動があったと記憶していますが、それをモチーフにしたドラマであることは間違いないし、アキバはきっとあの人で、越中はきっとあの人なんだろうなと思いながらドラマに入っていくと、物語をリアルに感じることができます。
2つの価値観
アキバと越中を中心に物語は進みますが、この二人の価値観は正反対。
その価値観とは。劇中で繰り返しこのような問いかけがある。
イエスかノーかで答えてください
お金があれば何でも買える?
お金儲けは悪いことだ。
それぞれ、「ノー、イエス」の立場をとるアキバ、「イエス、ノー」の立場をとる越中。
二人の価値観の違いはここにあり相容れることはない。
どちらの価値観が現代に即したものであるかは書くまでもないが、昭和平成と生きてきたワタシとしては、「イエス、ノー」の価値観で長く過ごして来たのではないかと感じます。
要は、お金や物を持っていることがステータス。
反対に、アキバはお金や物に執着せず、新しい価値観を見つけることを喜びとする人物。「新しい王様」というタイトルはアキバのような価値観で成功する人を指すのだろう。
大切なのはお金ではなく、何を経験し、何を感じられるか
ヒロインが、「いつも行列の有名店のパンケーキが食べたい」というくだりがあります。
越中はお金でその店を貸し切りにし彼女にパンケーキを振る舞います。外は行列だけど、自分以外誰もいない店内で一人、パンケーキを食べる彼女はどこか腑に落ちない様子。
そんな彼女の話を聞いてアキバは、「もう一度きちんと並んで食べてみたら?」と割引券を渡します。
改めて、行列に並んで入店し他のお客さんとパンケーキを食べた彼女。
同じ店の同じパンケーキだけど、大勢の中で食べたほうが美味しかったと彼女はアキバに言います。
そこでアキバは、「大切なのはお金ではなく、何を経験し、何を感じられるかなんだよ」と本質を説くわけです。
これってすごくよくわかりますよね。普段何気なくスルーしていることが多いし、それを一つ一つ感じることが出来れば豊かに過ごせますよね。
むしろお金がない方が多くの経験ができて、多くを感じれるのかもとも思いました。
何かやろうとした時にお金が不足していると、その分考えますし、目的まで最短距離とは言えなくなります。その遠回りした分、いろんな経験があって、感じることが多岐にわたると思います。きっと。
可愛い子には旅をさせよ。苦労は買ってでもせよ。
嫌なことからは逃げがちですが、昔からの教えも同じようなことを説いてるんだなと改めて思いました。
ホントにおすすめです。
Season1とSeason2に分かれていますが、そんなに長くないし、一話30分弱っていうのもいい。
そんなことより内容に引き込まれてあっという間に終わってしまうと思います。
ホントにおすすめです。
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