会社などの組織において、ある部署がうまく行っていない、ある店舗の売上が芳しくないといった問題があった場合、様々な角度から改善努力を行う中で人員配置を見直す事は最善とは言わないまでもよくある話だと思います。
ワタシが務める職場でも同じ様な事があり会議のテーブルで議論がされたんですが、人が絡むとうまくいかないもんだと改めて思いました。
会社の意思決定と個人の感情は切り離して考えないと
会社・経営者として成績の悪い部門をそのまま放置するわけにはいかないので、何かしらの策に打って出るのは至極真っ当な事。嫌がらせの様な人事やリストラもある世の中で、ウチの職場なんかは直接本人に配置転換の理由を話しお願いできないかというスタンスで無理やり動かすようなことはしなかった。これってこのご時世だと大事にされてる社員よねとワタシなんかはおもいました。
でも、なんやかんやと理由をつけてかわそうとしている姿を見ていると、『なんだ?コレ』っていう感覚になってしまった。確かに異動となるとストレスも大きいし、現状維持のままのほうが楽でいい。
しかし、会社の意思決定は固くこれからも説得が続くようだ。
ワタシたちサラリーマンにとって会社の意思決定は働き方やモチベーションを大きく左右されるやっかいなものだとはわかっている。
過去にワタシは何度も理不尽な人事異動や配置転換を経験したから余計にわかる。会社の方針に従えないなら辞めろと言われた経験さえある。
そんな経験からワタシが学んだことは、会社の意思決定と個人の感情は切り離して考えないとメンタルやられてしまうってこと。
例えば、配置転換を命じられたときに『嫌だな』と思ったら、【配置転換の問題】と【嫌だなっていう自分の気持ち】を分けます。
次に【配置転換の問題】についてそれが正当性のあることなのかどうかを考える。正当性がなければ改めて話合いを願い出るなど正当性が見つかるまで対応します。
あとは【嫌だなっていう自分の気持ち】に向き合う。折り合えるのか、絶対ムリなのか。
その2つを考慮してワタシの結論を決めることにしています。
こうしないとワタシの中で、会社のせいで自分が可愛そうな目にあっているという被害妄想がでてしまうし、何より心が病んでしまいます。
個人的には会社の意思決定に絶対に従う必要はないと思ってます。しかし条件付き。会社と建設的な話し合いができて対案がだせてwin-winになれれば。
こういう事をもっと若いときに意識していたらワタシももっと変わっていたかもしれませんね。
昨日の同僚にそう言って折り合えるのかどうなのかアドバイスしてみたいと思います。