熔ける
こんにちは～。
今日も読書記録です。年末年始から読みたい本を片っ端から読み漁ってましたので、ちょっと続きますねぇ。
今回は「熔ける」。
井川意高氏。この方、大王製紙創業家の御子息で大王製紙前会長で、在職時にグループ企業から送金させたおよそ106億円をカジノにタイトル通り熔かし、背任行為で逮捕起訴され実刑を喰らったお方。
Xでは歯に衣着せぬ物言いで投稿をしていますが、youtubeなどで実際にお話されている姿を拝見すると、非常に穏やかな口調で声のトーンもよく、育ちが良いためか上品な感じの人です。
お話が面白くて合理的で無駄がない。そして、何より博識で聡明。勉強になることばかり。一気にこの方の魅力に引き込まれてしまいました。
昨年、ご自身のyoutubeを開設されていろんなお話が聞けるようになりました。
そんな経緯からこの本をチョイスしてこの方のイズムと考え方を知りたいと思いました。
読み物としてはむちゃくちゃ面白い
氏の生い立ちから成功と転落のドキュメント。
創業家の生まれですから、お家柄はもちろん庶民ではないし、庶民の感覚など多分持ち合わせてないだろうなと思う幼少からの環境。当たり前のように、東大卒。
運命と言わんばかりに大王製紙の会長。
まぁ、ワタシ達には理解が及ばないような展開が読み取れるし、そのステージの方々の生活や遊びが垣間見れて、読み物としてすばらしく面白い。
自己啓発本ではない
だから、自己啓発的な要素は少ない。というかないと思ったほうがいい。
この方のイズムや思想は読み取れるがワタシ達の参考になりえるか疑問。
この方のプロフィールが面白そうと思ったら、読むと更におもしろくなる一冊であることは間違いなさそうです。
次はこれに関連して「東大から刑務所へ」という本を読みたいと思います。
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