五感を研ぎ澄ますことが持続可能な社会に繋がるんじゃないですかね？

缶詰とかレトルトなどの賞味期限が長い食品って、油断しすぎて冷蔵庫とか戸棚の中で知らぬ間に賞味期限が切れてることありがちですよね～

最近の缶詰とかレトルトってめちゃくちゃ美味しいものが多いので、ワタシの場合は後生大事に保管しすぎて、気づいたら「賞味期限切れてる！」と焦るパターンですね。

その知らぬ間に期限切れになってた食品ってどうされてます？

ワタシは案外、気にせずに食べることが多いです。もちろん、開封してみて匂いとか味に明らかに異常を認める場合は破棄しますけど、だいたいは残さずに食べ切るようにしています。

賞味期限はあくまで「美味しく食べれる期間」「製造者保証」の目安ですから、期限切れであっても直ちに食べれないということはない。という話はもう一般常識だと思います。消費期限は過ぎると食品の劣化が著しいので注意しないとダメですよ。

SDGsや食品ロス問題などが煩く報じられている昨今。ならば、期限切れであろうと自己判断・自己責任で無駄なく美味しくいただくことがワタシにできることかと思います。

少なくともワタシの親や祖父祖母世代は、食べ物を大事にする世代ですから、多少の傷みは許容して匂いや味に異常がない限り、傷んだ部分を取り除いたりして食べていたし、食べさせられていました。

これに関しては昔の方がよっぽどSDGsだったのかと思います。

職業柄、「商品がオカシかった気がするけど、大丈夫でしょうか？全部食べちゃったけど？」という問い合わせに対応することがある。

酷い時は、食べた時期が「一ヶ月前」だと言う人。

加えて、「子供が」とか「授乳中」とかのキラーワード。

このような問い合わせに真面目に対応します。

一度でいいから、「オカシイと認識して、なんで全部食べちゃうの？」と聞いてみたい。

食べずにもしくは、少し残して問い合わせをしてくれたら回収して調査って流れができるけど、全部食べちゃったら何の調査も出来ないし、健康被害もないとなるとなおさら。

それに、子供・授乳中というワードが出てくる境遇におられる方は、食べ物に対してかなり慎重になるはずだと思いますし、一ヶ月前に食べて今大丈夫でしょうか？は悪魔の証明の中でもトップクラスに悪魔だ。

「じゃぁ、なんで全部食べちゃったの？」と聞けるなら聞いてみたい。

食品の見た目や匂いや味に異常があれば警戒するのは、人間の本能だと思います。

期限切れに限らず、それを食べるかどうかは自己判断で自己責任。自分の視覚・嗅覚・味覚を頼りにするしかないと思うが、どうやら、自分のそれに自信のない人が多いらしい。

だからとて、全部食べてしまってから企業に安心安全を要求するのはちょっと違う。

それと、提供された物の見た目や匂いや味に何の疑問も持てず、自分で考えない人たちには、そういう自分自身をどうにかしたほうがいいよとワタシは言ってあげたくなります。

じゃないと、食の安心安全を担保する方向に振りすぎて、流通せず、消費者に提供されずのまま廃棄される食品が山ほどある状況の要因の一つが、そういう態度だよと気づくことはなさそうですから。

それに、商品不良はしっかりとクレームを企業につけないと、きっちりとした調査ができず、安心安全を担保できなくなってしまう。

二重の意味で、食品については、五感を研ぎ澄ますことが持続可能な社会に繋がると思うわけです。

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