お元気ですか?ワタシは元気です。

関西在住のアラフィフ会社員による、めちゃくちゃインドアな雑記ブログ

【販売・接客業はつらいよ】賞味期限が過ぎたけど食べていい?ってよく聞かれますが。。

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ども。今日も過去に書いたかもしれないことですけども。

いきなりですが、『賞味期限』と『消費期限』の違い説明できますか?

 

『賞味期限』と『消費期限』の違い

ざっくりと言うと、開封せず、保存方法をしっかり守った状態で

『賞味期限』:美味しく食べれる期限

『消費期限』:安全に食べれる期限

このように覚えておけば間違いではないですね。品質劣化の早さを基準にして『賞味期限』と『消費期限』使い分けています。

品質劣化が比較的遅い食品は『賞味期限』を使用します。これはあくまで『美味しく食べれる期限』なので、賞味期限が過ぎたからといって直ちに食べれなくなるわけではありません。しかし、ワタシとしては賞味期限を過ぎた食品を食べることは食品衛生上あまりおすすめはしたくないので賞味期限内に食べてほしいですね。

品質劣化が早い食品は『消費期限』を使用します。これは『安全に食べれる期限』なので消費期限内に食べきるべきです。消費期限を過ぎた食品は著しく劣化が始まりますので場合によっては健康上の問題を引き起こす事もあります。ワタシ的には『消費期限』の食品は保存方法をしっかり守って期限内に食べきり、また、消費期限の過ぎた食品は速やかに廃棄するように心がけてほしいなと思います。

どちらも食品の品質保持期限なのですが、どちらも『美味しく食べれる期限』と思っている方やどっちがどっちかこんがらがっている人が多いのではないかと思います。

言えることは、賞味期限切れや消費期限切れの食品を食す場合は全て自己判断・自己責任です。

 

賞味期限切れを『全然食べてもOK!』って言う会社なんかあるはずない

『賞味期限が過ぎているのですが食べても大丈夫ですか?』っていう問い合わせが多く寄せられます。これは、お客さんの中で『賞味期限は美味しく食べれる期限』だということを知っているからだと思います。

基本的にワタシは上記の様な質問をされた際は、『お客様のご判断でお召し上がりください』としている。もちろん、すぐに食べれなくなるものではないと説明します。

今日も賞味期限が3ヶ月以上過ぎたものを『食べていいか?』と尋ねられましたが、さすがに『お控えください』としました。3ヶ月以上は。。ね。

というか、賞味期限を過ぎた商品を食べていいですか?と聞かれて、『全く問題ないので食べてください!』と返答する会社があるのだろうか?

恐らくないだろう。会社としては美味しい状態の物をお客さんに食べて欲しいと頑張ってるし、賞味期限の切れた物を食べてもらおうなんて思ってないですから。

と考えると、メーカーに対して『賞味期限が過ぎているのですが食べても大丈夫ですか?』って言う質問は愚問で、100%『大丈夫ですよ』って答えるわけない。

不思議なのが、間違って賞味期限切れを販売したら『期限の切れたものを販売するのか!』とクレームになるのだが、お客さんの手元で賞味期限が過ぎたら『もったいないので食べても大丈夫ですか?』に変わる。どういうことだろう。

『食品ロス』をなくすために賞味期限が少々過ぎてたくらいで、食べれるのに廃棄するのもったいないみたいな風潮がありますが、本来は美味しく食べれる分だけ作って(買って)全て消費するが理想ですから。お客さんも安心で美味しい、会社もロスなくなるっていう状態が一番の理想です。コンビニが始めてる恵方巻きの予約制みたいなね。

そして、自社の商品を大切に思うワタシとしては、ほんとにもったいないと思うのなら賞味期限内に美味しく食べて欲しい。それに、賞味期限が過ぎるまでほったらかしにされた商品を思うとかわいそうに感じるんです。それほど商品というのはメーカーや会社にとって愛おしいものです。

そういう気持ちを汲んで、問い合わせてほしいですね。

『賞味期限過ぎても食べて大丈夫ですか?』と。