ども。前回、席替えの記事を書きましたその続き。詳しくは過去記事へ
最初は授業中にふざけることが目的で『教卓前』の席を志願したわけですが。その後はというと。
次の席替えからは前列から席が埋まっていくようになった
クラスの雰囲気が”前の席でなんか楽しそうにやってるな”という風に変わっていって、なんと、ワタシのクラスでは前列が人気の席になり、毎回前列から埋まっていくという他のクラスや学校では見られない現象が起こったのです。
ワタシとしてはずっと一人でやっていたので、仲間が増えて嬉しかったですけど。
でも、ガチの『教卓前』はワタシ以外は座りませんでした。先生の扱い方をワタシに任せたんでしょうね。みんなは。
で、この現象がとんでもないことを引き起こすことに。
クラス全体の成績が少し上がった
ワタシのクラスは、男女とも勉強できない異性意識しまくってるやつが前の席にいて真面目で控えめなやつが後ろにいるっていう、なんじゃこりゃ?っていう環境になってしまったわけです。
そりゃそうですよね、授業中退屈だから少しでもふざけれるところに行きたがる奴って漏れなく成績が悪かったですから。ただ、ふざけたいっていう奴が近くに増えると、逆にただただ不愉快にふざけるだけで、面白くなくなる可能性があったので、面白くないふざけには生徒同士でダメ出しするというルールを作りました。
でも、よく考えればコレって先生からすると理想的なクラスの構図になってたわけです。管理しやすいですよね。授業の邪魔になるやつを捌きやすいというか。不愉快なふざけはしないように生徒も考えるわけですし。
こんな感じで、前の方の席が楽しいという状況を続けていたら。
いつの間にか、クラス全体の成績が上がっていた。つまり、前に移動してきた勉強できない勢の成績が上がったのです。皆が努力したのだろうけど、多分、わからないところを気軽に聞けるくらい、先生との心理的距離を各自が縮めることができたんじゃないかなと思います。
ワタシ自身も、クラスで3位の成績まで上がりました。(中の下くらいの成績だったのですがね。)大学の推薦入試に必要な評定平均を短期間で1.5上げた時は、賢い奴がちょっとだけワタシのことを意識し始めて面白かったですね。
当時の先生に会うと未だに”あれは画期的ですごかった”と言ってくれます。
最後に、学校生活なんて先生との心理的距離を縮めたもん勝ち
そう思いますね。
教師って、科目以外に生活指導などの担当を持っていることがあるので、懐に入っておくとそういう場面でも相談しやすくなります。
ワタシの場合はそれを悪用しかしませんでしたけど、、、家に忘れ物取りに帰るって言って外出許可証を貰って、校外にさぼりに出たりしてましたね。すみません。
真面目に、相談しやすい先生を一人二人作っておくとほんといいですよね。ワタシも進路相談や受験対策の相談はめちゃくちゃしましたね。
先生は先生で『めんどくさいなぁ~』『受験?やめとけって!』とか悪態つきながら、ワタシは『そんなん言わんといて~な 笑』って感じで、相談に乗ってもらってました。
結果、教卓前への席替え志願は先生との心理的距離を縮めるメリットが大きかったですし、今これをやろうとする生徒、受け入れる先生がいるかどうか知りたいですね。