先日、祇園祭の山鉾を見物に行きました。
こんにちは~。
先日の3連休。初日の土曜日はランニングを終えたその足で京都に向かい、祇園祭の山鉾を見物してきました。
昨年は息子Bと一緒に出かけましたが、その時によほど疲れたらしく、今年はパスとのことでしたので、デジタル一眼レフカメラを携えて一人で行ってきました。
その日は宵々山
7月17日の月曜日が山鉾が四条通から御池通と巡航する、メインの山鉾巡行でしたので、ワタシが向かった日は宵々山。
一応地元民ですので、混雑状況は十分理解しています。午前中といえども、10時には鉾町巡りの人たちでかなり混雑してきます。
おそらくワタシと同じ考えの人たちで、夕方からの歩行者天国時だと提灯のライトアップがキレイだけど、かなりの混雑するため、ゆっくりと山鉾を見物できないので、比較的人の少ない午前中を狙って鉾町巡りをするんだと思います。
ワタシが現地に到着したのが、8:00過ぎ。
それでも、なかなかの人の混雑具合でした。その理由を探ってみると、各鉾の「厄除けちまき」を求めて行列があちこちでできているようでした。
ワタシはカメラを携えて、一通りに山鉾を見物して早々と撤収してきました。
粋な計らい
帰り道、四条通に面した百貨店の正面玄関の前に差し掛かった時。
開店前にも関わらず、大きな暖簾を掲げ、3人の職員であろう人が整列して、「開店まで今しばらくおまちくださいませ」と開店を待つお客様に挨拶をしていました。すると、開店前にも関わらず一部のドアを全開して、中からヒンヤリとした空気が四条通りに流れ出てきました。
開店と間違えて入ってきそうなお客様に、開店前であることを優しく諌めて、なるほど開店前に待つお客さんに、涼のサービスでした。
なんと、粋な計らい!京都風に言い換えると、風情?風流?
四条通りを中心に南北の通りを上る下ると、あたかも”京都”という風情や風流に出会う事があります。
外から資本が入り込み、観光客がイメージする京都の風情や風流を売りにするお店や宿が増えました。
これはいわば、作られた風情。これに出会うとゲンナリすることがあります。
今や町家を日常の住まいにしている人は少なくなった印象です。その分、きっと京都の人が思う京都の風情はなくなっているだろうと感じます。
でも、この老舗百貨店の計らいには風情を感じましたね。
「毎日、暑おすなぁ」「祇園祭やさかい、ぎょーさん人いてはりますわ」
「まだ開きまへんけど、涼んでまっといておくれやすぅ」
と呉服店の丁稚奉公のおもてなしが聞こえて来そうな感じ。
老舗百貨店には、はんなりのおもてなし精神が残っていました。作られてない京都の風情風流はきっと、京都の人の人情に残っているんだなと感じました。
厄除けちまきの転売
後から知った事ですが、ワタシが見た厄除けちまきを求める行列には転売目的の人たちが並んでいたようで、フリマアプリで転売されているとニュースで報道されていました。
なんとも、罰当たりなと思うが、買う人がいるならばこれはある種仕方ない。
ただ、ちょっと調べてみると、厄除けちまきは各鉾の公式サイトでも販売されているようで、その時点で数量終了している鉾もあれば、まだ買える鉾もあったりして。
新聞やニュースは転売がよくない!というよりも、公式サイトで買えるところもあるからそっちで調べて、正規価格で購入してね!って報道したほうがいいと思うんですよね。
転売で買う人が少なくなることが、転売を防ぐ一番いい方法なんで。
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