読書記録です。
尾藤克之著「頭がいい人の読書術」を読了しました。
読書はワタシの課題です。しかし、もともと読書が苦手で、色んな本を読み漁っていますが、読むスピードは遅いし、読み終わっても内容が頭に定着していないなど、読書ベタが悩みでした。
速読や遅読など読書術の本は手に取った事がありません。なぜなら、単純なワタシはその読書術に沿った読み方が正しいと思い込んでしまい、そのルールに縛られて読書することが嫌いになりそうだったからです。
今回、読書術の本を選んだ理由は、この本の副題に「一冊10分でインプットし、30分でアウトプットする技術」とあり、ブログを書いている身としては、インプットとアウトプットは命題ですし、本がインプットの宝庫であることは言わずと知れた事実ですから、読み方とインプットの仕方とアウトプットの仕方を全部学べたら、一石三鳥だなと思ったことです。
本は楽しんで読むこと
前提として
- 本はあなたの好きなように読めばいい
- 本は全部読まなくていい
- 読みたくない本は読まなくていい
本はあくまで楽しんで読むことが大切。
だから、自分のペースで楽しく読んで、つまらなかったら途中でやめて良いのです。
苦手な本や合わない本、業務感で読んでいる本を読む時間を減らして、好きな本、読みたくて仕方ない本、寝る間を惜しんで読みたい本との時間を増やしていく事が読書を楽しむコツです。
ワタシの場合、読み出したら「読了しないといけない」という使命感に駆られて、途中でやめるとか難しい本から逃げるとかっていう考えは「甘え」だと思っていましたが、無理に読まなくていいと言ってもらえると気持ちが楽ですよね。
アウトプットするための本の読み方
読書の目的をどこに置くか
なんのために読書をするのかを明確にしておけば、目的の解決のための読書ができるので、内容をすべて覚えることに意味はなくなります。
共通ポイントを見つける
ビジネス書や実用書の内容には一定の「共通ポイント」があります。
本書を例に挙げると、「読書は楽しく、アウトプットありきで」が本書の内容の「共通ポイント」だとワタシは読解しております。
この、「共通ポイント」が分かれば、ビジネス書や実用書は読み飛ばしても内容が把握しやすいのです。
この「共通ポイント」の見つけ方は、本の主題を理解することと隠れたテーマを見つけることがキーになるとのこと。
本書の隠れたテーマは「本は読み飛ばしても大体の内容は把握できるようになる」じゃないかなとワタシは考えています。
だから本書については「気軽に楽しく読書してアウトプットしよう」という「共通ポイント」に繋がるのかなと。
インプットするための本の読み方
アウトプットするには、インプットが必要です。
しかし、先に書いたようなアウトプットの方向性を定めた読み方を決定しておかないと、インプットすべき内容もブレてしまいます。
本はキレイに読んではいけない
本の内容を頭に定着させる本の読み方というのは、今も昔も変わらないんだなという感想です。
本はキレイに読んではいけない。
- 大事な部分をマーキングする
- 感想などを本にそのつど書き込む
- 繰り返し読む
学校や親から指導された覚えのある本の読み方です。
本を汚しながら読み終わったら、マーキングした箇所だけを読み返したり、二度目三度目で新たに気づいた事は、ペンの色を変えてどんどん書き込んでいく。
記憶を定着させるには、その日中、一週間、一ヶ月で復習をすることが有効とされています。エビングハウスの忘却曲線ですね。
繰り返しの本読みについては別記事で「7回読み」を紹介しております。
本を読む時は、メモとペンを持つようになりました。確かに読みながら手を動かすと記憶に残りやすいと実感を得ています。
最後に
本書に書かれているように、この本を読むにあたっては興味のないところや難しいところは読み飛ばして、自分が楽しいなと思うことを中心に読み続けました。
すると、読了する時間は非常に早かったです。
この本を読んで、今までの自分の考えを改めました。
本は楽しんで読む。途中で辞める、読まない勇気を持つ。これだけで、読書をするハードルがグッと下がった感じがします。
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