子供が作文の宿題とにらめっこをしていました。
聞くところ、テーマは特に指定がなく自由に決めて、ノート見開き1ページが作文ノルマとのことでした。
にらめっこの時点で、文章が出来ていたのが3行ほどで、子供いわく「テーマは決めているけど、これ以上書くことがない」と。
それは、「書くことがない」のではなくて、「書くことを考えてない」のだよと、作文を書くヒントを教えました。
一つの物事から連想・想像する
「これっぽっちの小さなことを、こーんなに大きく膨らますこと」ができると作文を書くことがとても楽になるよと教えました。つまり、一つのことから連想する想像する事が上手いと筆が進みやすいということ。
短い文章を書き殴る
最初からノートに書き進めるのではなく、別の紙を用意させ、テーマに関連することを思いつくまま書き殴らせました。この時の文章は2・3行の短い文章を量産させていく方法です。
読む人がわかりやすくなるように「掘り下げる」
ある程度、短い文章が溜まったら、その内容を「掘り下げる」。しかし、小学生に自分で書いた文章が、読む人に分かりやすいかどうかって、判断が難しいと思いますので、こちらから、質問をする形式で、短い文章を掘り下げました。
例えば、「~に行ってみたい」と書かれていたら、「どこに行ってみたい?」「それはどうして?」「そこで何がしたい?」などですね。
これをすることで、2・3行の文章が倍くらいの内容に膨らむということを子供に実感させます。
自分の文章に自分で質問をすることが、内容を膨らますコツなんだと言うことを、自分でできるかどうかは置いといて、知識として持たせてあげるのは後々のために必要かと思います。
出来上がった文章を組み合わせて調整する
最終工程です。
短い文章を書き殴り、それを掘り下げて出来上がったランダムな文章を、読みやすいように順番を決めてパズルのように組み合わせていきました。
また、全体として違和感がないように、文章と文章を繋ぐ語句選びも調整として行いました。
多分、この工程が一番難しいかも知れませんね。
一番言いたいことを最初に持ってきて、具体的な事を真ん中に据えて、自分の纏めを最後に置くという、基本的な構図を教えました。
まずは、子ども自身で文章の組み合わせて作文として仕上げさせました。
添削する
こうして出来上がった作文は、提出前にワタシが添削をしました。
先生ほどしっかりした添削ができるわけではないのですが、句読点の位置や誤字脱字、接続後の使い方、改行などを可能な限り添削しました。
最後に
完全にワタシの自己流の作文方法です。ブログを書くときもこの手法を使うことが多々あります。
ノートやスマホのアプリに思いついた事を書き殴り、関連性のあることを纏めて文章を組み合わせるような感じですね。
ちなみに、最後の添削については絶対に必要な過程ではないと思いますが、学校に提出してワタシの添削が間違っていたとしたら、ワタシが勉強をしなおせばいいと思います。
その姿は、「大人だって間違う」「けど、間違ったところを勉強している」っていう子供へのメッセージになれば幸いです。
だから、ワタシは子どもたちの学びに関わっていたいと思うのです。
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