東大から刑務所へ
読書記録です。
「東大から刑務所へ」。ホリエモンこと堀江貴文氏と井川意高氏の対談本です。
前に、井川意高氏の「熔ける」を読んで、非常に面白かったのを受けて手に取った一冊です。
彼らの共通点はホリエモンさんは中退、井川意高さんは法学部卒の元東大生。
そしてもう一つの共通点はホリエモンさんは証券取引法違反で実刑、井川意高さんは特別背任実刑という刑務所服役経験があるというところ。
こんな二人が対談した、ものすごいエッジの効いた本です。読みたくなりますよね。普通。
次元の違うエリートの話と刑務所トークが面白い
単純に読み物として面白かったです。
二人の幼少からの話や東大に入ってどうすごしたかなど。
特に、井川意高さんは大王製紙の創業家のお生まれですから、東大在学時の交友関係や遊び方の次元が違いすぎて、ただただ驚くだけ。
エリート二人の自慢話で鼻につくという感想も散見しますが、ワタシはこういう突き抜けたエリートの歯に衣着せぬトークは面白いと感じました。
獄中トークでは、どんな生活をしていたとか、誰が面会に来たとか、刑務所生活で何が大変だったかをそれぞれのエピソードで語ってくれます。
獄中の彼らの振る舞いなど読めば、獄中でも変わらずエリートなんだと思いました。
最悪の状況でも気の持ちようでポジティブになる
獄中トークでワタシが感じたことは、ふたりとも刑務所へ服役したことをネガティブに捉えていないという感じがしました。
服役中は孤独でネガティブになることもあったとホリエモンさんは言っていますが、ワタシはふたりとも「最悪の状況でも、気の持ちようでポジティブになる」という強い精神力を持っていると感じました。
なんというか、眼の前の現実を受け入れるのが早くて、どんなことでも自分の糧にしてやろうという貪欲さを見た気がします。
多分というか、絶対ワタシなら、獄中にいて前向きな考えができる気がしない。鬱になって精神を病むと思います。
お二人のように、獄中の経験はしたくありませんが、困難が目の前にやってきた時に、どのように受け入れて状況をポジティブにするかを考えないとダメだと改めて感じました。
この次も、また井川意高さん本を選びたいと思います。
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