「首を振る」。
サッカーに詳しい人なら理解が早いと思いますが、サッカーをやっていると「首を振る」という動作はとても重要になります。
パスを受ける時、ボールが自分の元に来るまでの数秒の間に左右や後ろに顔を向けるための行為を「首を振る」と言います。
これは、自分の死角になっている視野を一瞬確認するための動作で、周囲の状況を把握しイメージすることで、パスを受けた後のプレーの選択肢を多くする事ができます。
サッカーを見る機会があれば、注目していただけると分かると思います。大体の選手が「首を振って」ピッチ内の状況判断をしていると思います。
次の行動を想像して今動く
サッカーを長くやっていると、この「首を振る」という動作は身に染み付いていて、日常生活や仕事でも首は振っています。(この場合は状況判断というべきでしょうか。)
「首を振る」プレーの本質的部分は、「次の行動を想像して今動く」ということだとワタシは解釈していて、今の行動が次の行動にすぐ影響する場合や流れるように判断を下す必要があるシチュエーションで特に力を発揮するように感じています。
例えば、自転車に乗っている時は意外と細かい判断が必要になると思います。背中で車を感じたら、後方に首を振り状況を確認した後にベストな速度と走行位置を判断するとか。
仕事で荷物の仕分けがあれば、直後の業務でスムーズに使えるように荷物の配置をするのは当たり前かもしれませんが、加えて人の動線や作業効率を想像して荷物の配置を細かく調整するともっとスムーズになることが多いです。
多くの人が無意識に次を想像して今行動している反面、ちょっと細やかさに掛けたり、行き当りばったりで動く人と出会うと残念に思ってしまいます。
パスは優しく
ワタシの場合は「首を振る」に加えて、「パスは優しく」も意識していることです。
サッカーの現役の時によく言われました。「パスは優しく!」。
良いパスを出しても、受け手がコントロールできなかったり、ボールに追いつかなかったりでは意味がありません。だから、受け手に応じたパスを出さなければいけない。そのためには受け手のことをよく知っていないといけないし、受け手に対して優しさを持っていないといけない。
だから、パスを出す前に、「どんな弾道で、どんな速さで、どこに出す?」と常に考える様になりました。
これを日常生活や仕事に落とし込むことはとても大事なことではないかと思います。
相手の事を思って自分の行動をする。
前述の荷物の仕分けを例にすると、どこに置けば荷物を使う人は歩く距離が短くて済むかな?とか、どういう置き方をすればストレスなく取り出すことができるだろう?とかですかね。
どう引き継いで、どう伝達するか。仕事では大事ですよね。日常生活では、人に対しての利便性を高めるために自分はどう動くか。大事ですよね。
日常も仕事もサッカーもチーム戦。首を振って優しいパスが出せる人が多くなればいいチームに成長すると思います。
ワタシは常にトップ下で周囲を見渡すポジショニングを取りたいですね。(実際のサッカーではフォワードだったんですけどね。)
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