昭和リバイバルとマイブーム
前回の記事で「男女7人秋物語」という昭和ドラマに少し触れました。誰しもそうだと思うのですが、懐かしいと感じるものには惹かれてしまいます。
三年くらい前から1990年代のあれこれがワタシの中でリバイバルしていて、8センチCDを買い漁ったり、保管していたたまごっちを育てて見たり、髪型は90年代始めくらいのツーブロックにしてみたりと楽しんでいました。
ところが、この半年くらいでワタシの中のリバイバルが大きく「平成」から「昭和」へ移行してきたのをうっすら感じていました。
随分前にこんな記事を書いていたりと。
そのうっすら感じていたワタシの中での「昭和」リバイバルを決定づけたのが、先に触れました昭和ドラマです。
昭和ブーム
世間では一足先にちょっとした昭和ブームが起こっているのですが、それとワタシのリバイバルとはちょっと異なるんですよね。
巷でリバイバルしている昭和っていうのは、その時代に使用していたモノや雰囲気を復刻させ、昭和を知らない年齢層を中心に「逆に昭和のレトロな雰囲気が今新しい」というムーブメントを作っている感じがします。例えば西武遊園地とかね。
しかし、昭和生まれにとっては実際に過ごした風景で懐かしさはあれどリアルに感じなかったりします。
ワタシにとっての「昭和」は「平成」に変わるまでの10年ちょい、幼少期から青年期にかけて過ごしたリアルな時代です。正確に言うと物心ついてからの80年から90年。
その10年間のあれこれがリバイバルして、その頃の記憶と感情に触れてみることがワタシの中のブームとなっているのです。そのきっかけを作ったのが昭和ドラマだったということです。
映像作品だとその当時のモノや時代背景が動かずに記録されていますから、脚色はほぼなく、昭和に浸ることができますのでおすすめです。
ドラマの内容だけでなく、演者の衣装や使っているものや言葉使い。町並みや当時の世間の常識などに着目するとより「昭和」の世界に深く入り込むことができます。
バブル期のボディコンや派手でデカ目のスーツ。パソコンのない会社のデスク。会社の固定電話で私用通話。どこもかしこも喫煙OK。今ならジェンダー問題やパワハラ・セクハラ問題に発展しそうなセリフなどなど。
「この時代はこうだったよね~」ってことが多く出てきます。
巷でもちょっとしたブームの昭和。モノや雰囲気だけを懐かしんだり、目新しいと感じる「物質的」な部分よりも、「精神的」な部分がブームになれば良いなと思っています。
みんな楽しそう
それはどういうことかと言うと、昭和ドラマを見ていると「みんな楽しそう」。もちろんイケイケドンドンの時代背景ですから、今と違ってみんなバブリー。夜はネオンがキラキラしていて、今のワタシの給料じゃ絶対に選ばないようなオシャレなバーで一杯。
そんなキラキラした時代が弾けてから現在まで、いろんな理由で閉塞感が充満してきて、いつからか「みんな楽しそう」な時代ではなくなってしまいました。
時代背景は違えど、今こそ個人個人が楽める雰囲気を作らないと前進しないような気がしてなりません。
だからこそ、昭和のあの感じが「精神的」なブームになれば日本も捨てたもんじゃないと個人的には考えるわけです。
景気にはマインドが大きく寄与するとも聞きます。
今後しばらくは昭和ドラマに興じたいと思っておりますので、また機会があれば記事にしてみたいと思います。昭和の「みんな楽しそう」なマインドをドラマを通して感じとるのも楽しいものですよ。
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