今週のお題「おうち時間2021」
お世辞にもクリアな耳障りではないけど、ノスタルジックな雰囲気を演出してくれる昭和歌謡。最近のおうち時間は「昭和歌謡をつまみにお酒をいただく」ことを楽しんでおります。
きっかけは、以前、会社の役員に連れて行ってもらったバーを思い出した事です。高級な飲み屋さんが立ち並ぶ通りの一角で古くから営まれている老舗のバーなんですが、内装がレトロで昭和の雰囲気の中、お酒を楽しめるお店でした。
そのバーには昔ながらのジュークボックスが置いてあって、たまに他のお客さんがお金を入れて音楽を流していました。詳しくはわからなかったんですが、お金を入れて曲を選ぶとレコードが自動で差し替えられるタイプで、曲目は昭和歌謡やその時代の洋楽だったと思います。
ある日、他のお客さんがジュークボックスで、ちあきなおみの「喝采」という曲を流した事があって、レコードのノイズとタバコが薫る昭和レトロな雰囲気とが相まって、ノスタルジックで心地いい時間が流れて、「良い選曲だな」と思ったことがありました。
まるで、ワタシが生まれる以前の昭和が目の前にあるかのような気持ちでした。ブラウン管テレビや花柄のポット、二層式洗濯機などに囲まれたあの時代のことです。
そんな心地いい時間をおうちで再現できたらいいなと思って、昭和歌謡をつまみにお酒を飲むことをやろうと思ったわけです。
今と比べて音はクリアではないですが、旋律と歌詞を聞かせる編曲が多くて、覚えやすく歌詞とともに記憶に残りやすいし、ムーディな曲が多いのが魅力的です。
昭和歌謡をツマミにお酒を飲む。ワタシの作法。
おうちでは、レトロな雰囲気を内装で感じることは難しいし、ジュークボックスもレコードもありませんので、そこは目をつむってます。肝心なのは昭和歌謡の選曲とお酒ですから。
Amazon Musicで「昭和歌謡」や「70年代」「80年代」のプレイリストを検索し、基本はそれをそのまま再生しています。
お酒の種類はだいたいビールか焼酎ですね。でも、いつものビールをいつもなら缶のままいくところをグラスに注いだり、食べる方のおつまみも袋のままじゃなくお皿に少しずつ盛ったりと、雰囲気作りも自分なりに工夫したほうがより良いですね。
今度は、ウイスキーを合わせてみようと考えてます。サントリーオールドなんてめちゃくちゃ雰囲気良くなりそうだと思うんですけど~。
Amazon Musicのプレイリストでは、ピンクレディーや沢田研二などをはじめ、ザ・ベストテンを彷彿とさせる選曲になっていてなかなかいいですよ。
お気に入りの曲
ちなみに、昭和歌謡で一番好きな曲は、先ほどお店の話に出てきた「喝采」です。幼少期に親が聴いてたのを覚えていて、その頃から耳馴染んだ曲だったので、先ほどのお店でもめちゃくちゃ反応してしまったんだと思います。
喝采とは『声を上げて褒めそやす』という意味です。拍手喝采とかのポジティブな意味。
ところがこの曲の歌詞を紐解くと、喝采を浴びる「わたし」と大切な人を亡くし憔悴する「わたし」の感情の落差を歌った抒情的な歌で、喝采のタイトルほどポジティブな曲ではないんですよね。
大切な人を亡くして、涙を忘れるほど憔悴してるけど、いつものようにステージ立って恋の歌を歌う。これがわたしの弔い。
この世界観がめちゃくちゃ好きですね。
だから、この「喝采」がAmazon Musicのプレイリストに含まれていないのが、不満なところですね。
最後に
ワタシの場合、テレワーク業務が少ないので他の方よりもおうち時間は少ないと思うのですが、それでも、おうち時間をどう過ごすかというのは、常に考えておかないと十分なリフレッシュができないように感じます。
ワタシにとって、一日仕事をしたご褒美はお酒なので、その癒やしの時間をおうちにいながら非日常的なものにできないかと考えたのが、昭和歌謡をツマミお酒を飲むです。
とりあえず、飽きるまでは続けてみようと思います。選曲もAmazon Musicで賄えなくなったらTSUTAYAで選りすぐって、ワタシのオリジナルプレイリストを作ってみようと思います。
ぜひ皆さんも、昭和歌謡をツマミにお酒なんていかがでしょう?
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