そら豆の皮を剥く
先日、田舎から大量のそら豆が届きました。
しかも、ごっそり。
箱を開けた瞬間、
「これはなかなかの量だぞ…」
と思うくらい入っていました。

とはいえ、旬のそら豆。
せっかく送ってもらったので、美味しく食べたい。
ということで、まずは下処理を開始しました。
そら豆って、食べるだけなら一瞬ですが、準備は意外と手間がかかります。
まずは、さやから豆を取り出す作業。
これが地味に延々続く。
ひとつ剥いて、またひとつ。
途中からだんだん無心になります。
ですが、剥きたてのそら豆を見ると、やはり季節を感じます。
鮮やかな緑色。
ふっくらした形。
スーパーで並んでいるものとはまた違う、“畑感”みたいなものがあります。

そして豆を取り出した後は、さらに下処理。
ひとつひとつ、豆に切り込みを入れていきます。
この切り込みを入れておくことで、茹でたあと皮が剥きやすくなるそうです。
これもまた地味な作業。
ただ、こういう単純作業って、やり始めると妙に集中してしまいます。
テレビを流しながら、ひたすらそら豆に切り込みを入れる時間。
なんだか実家感があります。
最近は、こういう“素材そのものを触る時間”が減った気がします。
便利な時代なので、下処理済みのものも多い。
すぐ食べられる。
すぐ調理できる。
もちろんそれは助かります。
ですが、こうして手を動かしながら準備していると、
食べ物って本来こういう手間の上にあるんだな、と改めて思います。
そして何より――
量が多い。
途中から、
「まだあるのか…」
という気持ちにもなりました。
ですが、なんとか最後まで完了。
これで、あとは茹でるだけの状態になりました。
ここまで来ると達成感があります。
たぶん食べ始めたら一瞬なんでしょうけど。
でも、その“一瞬で食べるもの”のために時間をかけるのも、なんだか悪くない。
旬のものを食べるというのは、こういう時間も含めて季節を感じることなのかもしれません。
しばらくは、そら豆生活になりそうです

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