サントリー山崎蒸溜所へ行ってきました!この場所に蒸溜所がある理由!

先日、大阪と京都の境にある
サントリー山崎蒸溜所に行ってきました。
日本を代表するウイスキーの聖地とも言える場所で、以前から一度訪れてみたいと思っていました。
見学には事前予約が必要で、今回は蒸溜所ツアーではなくウイスキー館の展示見学をしました。
それでも、日本のウイスキーの歴史や蒸溜所がこの場所に作られた理由など、非常に興味深い内容を知ることができました。


特に印象に残ったのが、
「なぜ山崎の地に蒸溜所が建てられたのか」という点です。
展示内容をもとに、その理由を3つにまとめてみました。
① 三つの川が合流する湿度の高い土地
山崎は、宇治川・木津川・桂川の三つの川が合流する地域にあります。
この地形によって周辺は霧が発生しやすく、湿度が高い環境になります。
実はこの湿度が、ウイスキーの熟成にとってとても重要です。
ウイスキーは蒸溜したあと、樽の中で長期間熟成されます。
その熟成過程では、温度や湿度などの環境が味や香りに影響します。
山崎のように湿度の高い土地では、樽の中でゆっくりと熟成が進み、複雑で奥行きのある香りを生み出すと言われています。
この自然環境は、蒸溜所を建てるうえで大きな決め手になりました。
② 茶の湯でも知られる名水の地
山崎は古くから名水の地として知られています。
この地域の水は、茶の湯の世界でも有名で、
茶人として知られる千利休もこの地の水を好んだと言われています。
ウイスキーづくりでは、水はとても重要な存在です。
仕込み水として使われるだけでなく、蒸溜や製造のさまざまな工程で大量の水が必要になります。
そのため、蒸溜所を作る場所には良質な水源があることが不可欠でした。
山崎の地下水は柔らかく、ウイスキー造りに適した水質だったと言われています。
③ 京都と大阪を結ぶ交通の要衝
もう一つの理由は、交通の利便性です。
山崎は昔から、京都と大阪を結ぶ交通の要所として知られていました。
人や物資が集まりやすい場所であり、蒸溜所の運営においても非常に便利な立地です。
ウイスキー造りでは、原料の調達や製品の出荷など物流も重要になります。
そのため、自然環境だけでなく、交通アクセスの良さも蒸溜所建設の重要な条件だったそうです。

日本のウイスキーの原点
こうした条件が揃った山崎の地に、1923年、日本初の本格モルト蒸溜所が誕生しました。
この蒸溜所を設立したのが、
鳥井信治郎です。
「日本人の味覚に合うウイスキーを作りたい」という思いから、日本での本格的なウイスキー造りが始まりました。
そしてこの蒸溜所で生まれたのが
サントリーシングルモルトウイスキー山崎
です。
現在では世界的にも評価され、日本のウイスキーを代表するブランドになっています。

見学は予約が必要
山崎蒸溜所を見学する場合は、基本的に事前予約が必要です。
特に蒸溜所ツアーは人気が高く、早めに予約が埋まることも多いようです。
今回はウイスキー館のみの見学でしたが、
- サントリーの歴史
- 日本のウイスキー誕生の背景
- 山崎に蒸溜所が作られた理由
などを知ることができ、とても充実した時間でした。
ウイスキー好きの方はもちろんですが、日本のものづくりや歴史に興味がある人にもおすすめの場所だと思います。
機会があれば、ぜひ一度訪れてみてはいかがでしょうか。

ウィスキー造りの遥か前。大ヒットした赤玉ポートワイン。このポスターが画期的だったと聞きます。


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