今週のお題「ケガの思い出」
小学生の頃、カメにお腹を噛まれた話
誰にでもひとつやふたつ、子どもの頃のケガの思い出があると思います。
転んで膝をすりむいたり、遊んでいてぶつけたり。
そんな中で、ワタシの中でも特に印象に残っているのが――
「カメに噛まれた」ケガです。
しかも場所は、なんとお腹。
今思い返しても、なかなか珍しい経験だったなと思います。
あれは小学生の頃のこと。
どこで手に入れたのかは覚えていませんが、ワタシはカメを手のひらに乗せて遊んでいました。(たしか、現場は学校だったので遊んでたのか、池の掃除かなんかで一時的に持ってたのか・・)
そのカメ、意外と大きくて、小学生の手のひらからはみ出るくらいのサイズ。
それでも特に怖がることもなく、普通に手の上に乗せていました。
そのとき、カメは甲羅の中に頭を引っ込めていました。
いわゆる「警戒している状態」です。
だからでしょうか、私は完全に油断していました。
しかも、カメを乗せたままよそ見をしていたんです。
今思えば、完全に無防備でした。
すると突然――
「ズキッ」
と、お腹のあたりに鋭い痛みが走りました。
「え?」と思って視線を戻すと、そこには信じられない光景が。
なんと、さっきまで引っ込んでいたはずのカメが顔を出していて、
そのまま私のお腹に噛みついていたのです。
一瞬、何が起きたのかわかりませんでした。
ですが、次の瞬間にははっきり理解しました。
「カメに噛まれてる…!」
そして、ふと頭に浮かんだのが――
「誰もカメ!と言ったわけでもないのに。」
今ならちょっと笑えるこのフレーズも、そのときは笑えません。
とにかく痛い。
慌ててカメを引き離しましたが、しっかり噛まれていたので、なかなか離れなかった記憶があります。
子どもながらに相当びっくりしましたし、何より痛かった。
今でもそのときの感覚は、なんとなく覚えています。
幸い大きなケガにはなりませんでしたが、
そのときの傷跡は――
いまだにうっすらと残っています。
ふとしたときにその跡を見ると、
「ああ、あのときのカメか…」と思い出します。
今考えると、完全に自分の不注意ですね。
カメの向きも気にせず、しかもよそ見をしていたわけですから、そりゃ噛まれてもおかしくありません。
とはいえ、子どもの頃というのはそういうものです。
危険かどうかを深く考えず、目の前のことに夢中になってしまう。
今回の経験も、今となってはちょっと笑える思い出です。
ただひとつ言えるのは――
カメは意外と噛みます。
もし小さなお子さんがカメと遊ぶ機会があれば、
向きには気をつけたほうがいいかもしれません。
そんな教訓も含めた、ワタシのちょっと変わったケガの思い出でした。

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