
やっぱり、早朝に声を掛けられるのはドキッとする。
先日、いつものように早朝ランニングをしていました。
まだ日の出前。空はうっすら明るくなり始めているものの、街灯がなければ少し心もとない時間帯です。空気はひんやりしていて、人通りもまばら。そんな時間に走るのがわりと気に入っています。
その日も、いつものコースを走って、ぶら下がりの器具で柔軟をしていたら、前の方に若者が二人いるのが見えました。河川敷の川沿いのあたりで立ち止まっていて、何やら話しています。
特に気にせず近づいていったのですが、すれ違うタイミングで声をかけられました。
「すみません」
その一言で、正直、ドキッとしました。
早朝、薄暗い時間帯、若者二人組。そして自分は、ダサいジャージで運動しているおじさん。頭の中に一瞬よぎったのは、あまりよろしくない想像でした。
「いよいよ親父狩りか……?」
そんな言葉が本当に一瞬、脳裏をかすめました。
もちろん何の根拠もないのに、勝手に身構えてしまう自分がいました。前屈をして顔を揚げたらすぐそこにいたもんですから。。相手は二人。距離も近い。ほんのわずかな時間の中で、妙にいろいろなことを考えてしまうものです。
すると彼らはこう言いました。
「ここ、使ってもいいですか?」
ワタシがストレッチがてら使っていた公園のぶら下がり棒で懸垂をしたいとのことでした。
拍子抜け、とはまさにこのこと。
「あ、どうぞどうぞ」と答えると、空気は一気に和やかになりました。
さらに、
「毎日走ってるんですか?」
と聞かれました。
「いや、おやすみのときだけですー」
そんな何気ない会話をして、そのままワタシは若者の横で柔軟を続けました。
何事もなかったことに、心の中で「よかったー」と小さく安堵しました。
同時に、少しだけ反省もしました。
何の根拠もなく、若者二人を警戒してしまったこと。向こうからすれば、ただ丁寧に声をかけただけなのに、こちらは勝手に物騒な想像をしていたわけです。
申し訳ないな、と思いました。
とはいえ、やはり年齢を重ねると、薄暗い時間帯に若者に声をかけられるのはドキッとするものです。自分が若い頃には想像もしなかった感覚かもしれません。
体力の衰えを感じることもありますが、こういう「身構え」が増えてきたのも、年齢の一つの証なのかもしれません。
それでも、あの二人の素直な様子を思い出すと、少しほっとします。
世の中、そんなに物騒なことばかりではない。
早朝のひんやりした空気の中で、ちょっとだけ心がざわつき、そして少しだけ安心した出来事でした。
これからも走りますが、できれば次に声をかけられるときは、最初からもう少し余裕のある顔をしていたいものです。

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