アンネの日記
こんにちは~!
読書記録です。今回は「アンネの日記」。
言わずもがなの一冊。遠い昔に一部を読んだか読まないかの記憶。
文庫本600ページ近くあり、苦労しましたが読了。
もちろん、アンネの日記の事は知っています。時代背景やアンネがどのような環境に身を置いたのか、日記が途絶えた後の事。
しかし恥ずかしながら、一つの作品として通読したことがなかったので、今回手に取った次第。
ナチスのユダヤ人迫害から逃れるため、一家でオランダへ移り隠れ家生活を始める。そこではアンネ一家だけではなく、他家族を含む複数での共同生活。
そんな環境で、アンネは自分の心のうちを打ち明ける”相手”として日記を開く。
日記には隠れ家での毎日が書かれていて、共同生活を送る中での様々なストレスが引き起こす住人同士のいざこざが一番多かったように思います。
割と派手にやり合いしているような場面も見受けられたので、案外ざっぱな感じだったのかとも思った。
また、隠れ家で思春期を迎えるアンネ。心と体の成長がアンバランスで思うように自分がコントロールできないような歯がゆさを感じた。十代特有の青い感情と反抗。
そして、狭い環境での恋愛と夢。アンネは恋ではないというが、それは恋。隠れ家を出たら書くことを生業にしたい。
こうして、日記を辿るとアンネの成長がうかがえる。
日記が始まり途絶えるまで、ワタシは一つ忘れていることに気づいた。
どうして隠れ家生活をしているのか。前提条件を忘れていた。
そのくらい、アンネの日記には日常が溢れ、アンネの未来への希望が溢れていた。
だからこそ、日記が途絶えた後のそれぞれの行く末が悲しすぎる。
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