窓際のトットちゃん
こんにちは~!
読書記録です。今回は「窓際のトットちゃん」。
言わずも知れた名作ですね。
この作品は国語の教科書に載ってたくらいの印象。授業でひとつふたつの章を音読したような記憶があります。
それ以降、恥ずかしながら触れてこなかった一冊です。もちろん内容はザックリ知ってはいましたが、この本を丸ごと読むのは初めてでした。
この歳になって、名作とされる本を読んでいないのはよろしくない!と思いまして手に取った次第でございます。
さて、トットちゃん。
これほど昔に、多様性を認め合う環境に身を投じていた徹子少女は、ようやく多様性を認めることを始めた昨今をどのように見るのだろうか?とつい想像してしまう。
”やっと”という思いだろうか。それとも、”今更”なのだろうか。
トットちゃんは、新しく会った人や興味を持った人と”友達”になろうとする、なりたいと願う。
トットちゃんの特技と言ってもいいと思うが、この精神がワタシには足りないと読んでいて率直に感じた。
ワタシは多様性を認める世の中にいながら、その精神がまだ未熟である。
トモエ学園の教育方針は当時からワールドワイドだったのも驚きだ。
右向け右の日本的な教育が正しいとされた時代に、個性を育む。
おそらく当時は、周囲の理解を得るのも難しかったとも思う。
疑問としては、このような自由な教育方針に怠慢となる生徒が出なかったのだろうか。そのあたりの教育に対する線引は難しい。
自由であっても自由奔放であってはならないから。
そして、現代の教育や人とのふれあいの中で必要なことは、トモエ学園で教えて貰えそうな気がする。
あと、ワタシがメモした一節があります。
「世に恐るべきものは、目あれど美を知らず、耳あれど楽を聴かず、心あれども真を解せず、感激せされば、燃えもせず。」
校長先生の言葉ですが、この歳になると染みます。
今からでも遅くない。いろんなことを知ろうとする姿勢が必要だと感じた。
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