ポンコツ一家 2年目
こんにちは~!
今日は読書記録です。
前に読んだエッセイの第二弾です。
にしおかすみこ著 「ポンコツ一家 2年目。」
家族を”ポンコツ”を称すあたりについては、前回のブログで書いているので参考にしていただくこととして。
相変わらずのにしおか家
今回も相変わらずのにしおか家。いつも、なんか今ひとつ上手くいかない。
けど、その上手くいかないところに”家族に対する愛おしさ”を見出す、すみちゃんことにしおかすみこさんの人柄が溢れている。
お母さんは認知症、お姉さんはダウン症、お父さんは酔っ払い、自身は一発屋芸人。
日常生活における介護のリアルを笑える形で綴っているわけだが、不思議と読んでいるとごく普通の家族にしか感じられない。(ちょっと変わってはいるけれども。)
介護が必要な家族だということを忘れてしまう。それくらい、互いに思いやりがあって、楽しい素敵な家族だと感じる。
声に出すことは大切
本の中で印象的だったのが、お姉さんの通う作業所の人が、このエッセイの元となる連載記事を読んで、心配してにしおかさんに面会するくだりがあるんですが。
そこで、作業所の方があらゆる支援先を詳しく教えてくださったりするんです。
そうか。声に出すことは大事なんだなと思った箇所です。
このエッセイでは、介護をする側が”ツッコミ”でされる側が”ボケ”という役割分担で、介護の日常を面白く描いているが、ときどき、その辛さを綴る部分がある。
辛さを誰かに表現することって、誰かの何かにつながることかも知れません。
介護だけじゃなく、日常で自分が困ったら、”困ってる”と言うことは弱音じゃなくて勇気なんじゃないかと思いました。
そして、著者はいざとなったら介護を放棄して逃げてやる!ってメンタルの持ち方をされているので、非常に頼りがいのある方だとも思いました。
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