日本国紀 上下巻
こんにちは~。読書記録です。
今回は百田尚樹著の「日本国紀」。一言、ムズい。
学生時代に選択教科で日本史を採ってなかったこともあり、勉強のつもりで読んでみたが非常に難しいと感じました。
内容は、日本史を一気通貫に読める通史なので、出来事と出来事の関連と因果を興味深く読みました。
義務教育で学ぶような断片的な歴史の用語と用語をつなぎ合わせるような理解の感覚でした。
上下巻合わせて800ページ超えの大作ですが、面白かったですね。もう一回ニ回くらい読み込まないと内容の定着は無理かと思いますが。。
歴史は認識と解釈が別れるから考察が複数ある
改めて学んだことは、歴史は認識と解釈が分かれるから考察が複数あるということ。
歴史には一つの物事で説が複数ある時がある。
いろんな文献や資料や発掘物や遺跡などから、いろんな研究を重ねて史実を考察していくわけなんだろうけど、限られたものから事実を拾い出してそこから想像を重ねる作業なんだと感じた。
この本では、あらゆる考察の中から筆者が採用する説の解説コラムがあって、通史に疲れた頭に心地よかった。
上下巻読んで筆者が最も伝えたい部分は、戦前戦後じゃないだろうか。
上下巻を一気に読んでみて、筆者が一番力を入れているのは戦前戦後だと感じた。
複雑すぎて細かに捉えるのはワタシにはまだ難しかったですが。特に敗戦後の日本については熱く語っていたように感じる。
筆者が現在の日本を見て思うことは、敗戦後の日本から続いてしまった”負けクセ”といったところだろうと感じた。
このあたりはイデオロギーが強く出てしまうところなので、実際に読んで感じてほしいと思いますが。
通史を読むと古来の日本人を身近に感じた
そして、通史を読んだことで古来の日本人を非常に身近に感じた。
江戸時代、鎌倉時代。。いろんな時代があって、そこに歴史上の人物がいて、いろんな歴史があるわけなんですが、それ以上に、その時代に生きた人々のことが身近に感じれたように思います。
時代によって国の治め方が変わり、それによって民の生活が変わる。
これまでの断片的な知識だと感じれなかった、その時代ごとの生活の営みが感じれたように思います。
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