深夜特急
読書記録です。ようやく読み終えました。
深夜特急はもちろん知っていましたが、何冊にも渡る長編でしたのでこれまで敬遠してきました。
今年の初めに、著者の沢木耕太郎氏のインタビューを見たことをきっかけにこの歳になってようやく手にとることができました。
一つずつ自由になる
説明は不要かと思いますが、深夜特急とはインドのデリーからイギリスのロンドンまでを乗合バスで旅をするという、ちょっと何言ってるかわからない思考の紀行小説です。
1巻から6巻まで仕事の合間の時間で約5ヶ月ほど掛けてゆっくり読みましたが、最初の香港マカオからロンドンまでいろんな街を経過するのですが、正直、途中の中東エリアのストーリーは景色が変わらないので印象には残ってないんですよね。
それよりも、印象に残ったのは旅を通して筆者が感じる「自由になれた」という感覚。
その感覚は、日本ならば経験することも感じることもない苦痛や不便さに対して、受け入れることが出来た時に得られるもの。
自分が受容できる事柄が増える、自分が出来ることが増える、それは不自由から開放されることにほかならないということだとワタシは考えた。
旅の経験は自分を自由にする。
ワタシは旅をすることが少ないので、目からウロコの言葉だった。
また、普段に置き換えて、自分が経験したことがない事を経験することは自分を自由にする手段なのだとも考えた。
リンク
今日も最後までありがとうございます!ポチリとお願いします!めっちゃ喜びます!
にほんブログ村ぐうたら日記ランキングTwitterもやってます!フォロー大歓迎です!!
Follow @shidoiblog