【読書記録】無印良品は仕組みが9割仕事はシンプルにやりなさい

無印良品は仕組みが9割仕事はシンプルにやりなさい

無印良品は仕組みが9割仕事はシンプルにやりなさい

会社の本棚から拝借して読みました。

仕事の効率化を考えてたのでなにかヒントになるようなことが書かれていないかと思い手に取りました。

かつて無印良品は38億円の赤字に転落した。

リストラ・人件費削減・不採算部門からの撤退など手掛けるが、立て直しを行うための根本的な解決にはならないと、社長の松井氏は考えた。
お客様のニーズに遅れを取っているという現状。それを解決るするには、これまでの勘と経験を重視した上司や先輩の背中を見て育つ”経験至上主義”からの脱却であった。

経験至上主義からの脱却と仕組みの構築

つまり、スキルやノウハウを蓄積する仕組みがなかったがため、担当が変わると一からスキルと構築するしかなかった。これでは、変化のスピードが早いビジネス環境に順応できないと考え、仕組み・マニュアルを作るに至った。

仕組みやマニュアルのメリット

仕組みやマニュアルのメリットは知恵の共有・仕事を標準化して改善・社員教育の効率化・理念の統一・仕事の本質を見直す
だという。
マニュアルと聞くと無機質で冷たいものと感じるだろうが、あくまで無印良品のマニュアルは仕事の成果を楽しく無駄なく上げていくためのものである。
スキルやノウハウを蓄積し、業務を標準化することで誰がやっても同じ結果がでるようにし、教えて貰う人によって内容が違うというようなことをなくし、何のためにその仕事があるかを意思疎通する。
会社にとっても働くものにとっても、ある程度の方向性が示されて常にアップデートされてることは、考えを迷わないためにも必要だと感じる。

ワタシも過去にはさまざまな部署でマニュアルを作成した。しかしそれも作ったまま、アップロードされてないだろう。

これを読了したあと、今使っているマニュアルに少し手入れをしてみようと思った。
ワタシの知見がワタシだけのものにならないように。

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