～のつもり。

先日、小公女セーラを最後まで見終わりました。

幼き頃から大好きな物語で、涙なしでは見れないストーリーです。改めて鑑賞すると子供の頃よりも感動を覚えました。そんな気がします。

物語の中でセーラは、「～のつもり」をよくやります。お城に招かれたつもり、マリー・アントワネットの侍女になったつもり、などなど。

父親を亡くし裕福な生活から一転し、メイドとして過酷で悲惨な毎日を過ごしていくセーラなのですが、いつでも凛と強く希望を持って生きれたメンタルは、「～のつもり」が大いに影響していると感じました。

自分の望む環境や状況ではなくても、視点を変えれば楽しめる。以前、所さんが言ってたことを記事にしたことがありますが、「～のつもり」もそれと一緒だと思います。

実際、所さんもトヨタのコロナを「アメ車だと思って乗ってた」と言ってましたから。実際にアメ車に乗っていても振る舞いが日本的ならそれは日本車だと。

物事は関わり方で良くも悪くも変わるものなんだと。

セーラも過酷な状況に対する関わり方を自分で選ぶ手段が「～のつもり」。そのお陰で悲惨な状況から小さなしあわせを見つけることで毎日を過ごしていたんだと思います。

思うようにいかなくなると、アレが悪いコレが悪い、あいつが悪い、こいつが悪いと悪態を付きたくなりますが、すべての出来事は自分に帰属してますから、自分が悪いと割り切って視点を変える努力をすれば、楽しく過ごせるような気がします。

ところが、視点を変える癖つけは練習しないと身につかないんですよね。しかもこれが非常に習得するのに難しい。

現時点で、繁忙期の激務をこなしていますが、激務に対しての関わり方を考えて少しでも楽しく過ごせるようにしたいと思います。

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