五年前のこと
お題が「人生最大のピンチ」ですが、ここ数年で”ヤバい”と思ったことは多分これしかないと思います。
電車の中で倒れる
2017年2月後半のことでした。その時に初めて救急車に乗ることになった。
もちろん、搬送される側で。
仕事が終わって、いつもどおり、何も変わらない帰宅時のいつもの電車。
20時前、まだまだ帰宅の人がごった返してるから車内で座れないし、むしろドア付近に立つスペースを確保できたことが幸運なくらい。
車中は暇なんでスマホを眺めて、そのときは足首を捻挫していたので
捻挫のストレッチ方法などを調べていた。
2月後半といえど寒いので暖房は効いてて、コート着てて、マフラーしてて。インフルエンザ予防でマスクはしてるっていうコンディション。
ちょっと暑さと息苦しさを感じてマフラー取って、マスク取って、第一ボタン外して。
ってやってるとどんどん視界が狭くなっていくのが分かって・・・
『ヤバイ・・』とドア付近の取っ手を両手で強く掴んだ。
そしたら、何故か寝転んでいた。乗客の足がいっぱい目の前にあって。
『大丈夫ですか?』って言われても何のことかわからんし。
『僕、どうなったんですか?』って聞いてみたら、
『10秒くらい気を失って倒れてた』と。
緊急停車ボタンが押される
運良く次の停車駅が降りる駅だったので、そのままうずくまってやり過ごそうと、
『とりあえず大丈夫です』と言ってみるものの、『大丈夫な倒れ方じゃなかったし顔色も悪いよ。』と他の乗客の方が緊急停車ボタンを押して、車掌へ急病人連絡をしてくれた。
そのせいで、電車を数分間緊急停止させてしまった。
到着の駅では駅員さんが車椅子を準備して待機してくれていて。。
存分に迷惑をかけてしまったので声を振り絞って、助けてくださった乗客の皆さんにお礼とお詫びをして車椅子に乗っかり駅長室へ。
『救急車呼びますか?』の問いに、
早くこの場を切り上げて帰宅したい私は、
『大丈夫です。帰れます。』とはっきり伝えたけど。。
『大丈夫じゃない人に限ってそう言います。額に汗をかいておられるようですので念のため救急車呼びましょう。』って。。
救急搬送
車内で倒れて、電車止めて、乗客・駅員に迷惑をかけてしまっているので
ここはおとなしく言うことを聞いておこうと、ワタシは救急車で近くの病院に搬送された。
ありとあらゆる検査をしてもらったが異常なし。脱水症状・起立性貧血じゃないかなと。入院もなくそのままタクシーで帰宅。
確かに、寒い時期なので積極的に水分は摂ってなかったし食事もしてなかった。隠れ脱水症状ってやつ。なにより、体の異常が無くてよかった。
そして、人の優しさをとても感じた時間でした。
駅員さんにお礼を言いに
翌日、色々とお世話になった駅員室へ改めてお礼を言いに伺った。
ホントは助けてくださった皆さんにお礼をしたい気持ちでしたが、たまたま乗り合わせた皆様ですから無理なので。。
駅員さんは、逆に大丈夫でしたか?と気遣ってくれたけど、
お礼を想定してなかったのが、駅員さんの口元は嬉しそうにほころんでいた。
改めてお礼を言いに行ってよかったと思った。
健康に気をつけ、体を鍛えるきっかけになった出来事
それ以来、正直、電車に乗ることが今でも怖い。特に車内で立ったままが怖い。
なんにもないんだけど、たまに得も言われぬ気分になる事がある。
呼吸が浅くなり、汗が止まらなくなる。
しっかりしようと思えば思うほど、自分をコントロールできなくなる。
ほんとにたまになんで、貧血対策で水分をよく取ってから電車に乗るようにしている。
熱中症対策に似ている。気にしすぎると他の病気になっちゃいそうなんで。
これを機に健康に気を使うようになり、ランニング・トレーニングをしようと思いたち、それから5年です。
それ以降は同じようなことは起こっていません。
ピンチを体質改善のチャンスと捉えたのが良かったのかもしれませんね。
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