家庭内起業
ワタシのことではなく、息子Bのこと。普段から、もらったお小遣いはきっちりと自分の欲しい物と交換してしまい、あれが欲しいだのこれが欲しいだのという物欲の塊。
ところが、こやつの憎めないところが自分で稼ぎたいという野心があるところ。最近では、どうすれば稼げるかなどお金にまつわる事を問われることが多くなった。
「そんなこと分かってたら、とっくに自分でやってるわ!」という、ワタシの思いを封じて、息子Bへアドバイスしている。
お金は”お金と同じ価値のもの”と交換するための道具
まずは、お金ってどういうものかを教えておかないといけない。相手は子供なので、簡潔にわかりやすく説明するために、「お金は”お金と同じ価値のもの”と交換するための道具」であることを説明しました。
100円で100円のアイスを買う。当たり前のことですが、手元にあるアイスは100円硬化と交換した100円の価値であるという概念。
お金持ちの思考
100円で100円のアイスを買う。これだと、100円と100円の価値を交換しただけ。お金持ちは、この100円のアイスを100円以上の価値に変えるにはどうすればいいかを考える。
100円で買ったアイスを、200円で買ってもいいという人を見つけて譲れば、100円の儲け。このセンスがないとお金持ちにはなれない。誰もが分かっていて、誰もができないこと。
収入を増やす or 貯蓄をする or 投資する
お金を増やすためには、大きく”収入を増やす”か”貯蓄をする”か”投資する”かの3パターンに分けられるのがセオリー。
収入を増やすと貯蓄するの説明は比較的簡単ですが、投資するという概念の説明は難しいですよね。
今使ったお金が、将来もっと大きなお金になって帰ってくるお金の使い方を投資であると教えました。小学生にできる投資は、預金と自己投資。
使わなかったお金を銀行に預けて僅かながら利息をもらって、自分の成長のためにお金を使い、稼げる大人になることがお金持ちへの道筋だと。
家庭内起業
とはいえど、相手は小学生。お金を増やすのに即効性を求めてしまうわけで。なので、これまで教えたことを整理して計画を立てました。
小学生の収入は”お小遣い”。それから無駄使いをなくして”貯金”する。これが小学生がお金を増やすためにできることの王道。
貯金する額を増やすには、収入源を増やすことも考える必要がありますが、学年相応のお小遣いを渡しているので、お小遣いとしては増やせそうにありません。
話を聞くと、それとは別にお手伝いをしたときに”お駄賃”をもらっていることが判明したので、それを家庭内事業にして、起業しようというアイデアを出しました。
事業内容
事業内容は”母親の手伝い”。顧客ターゲットは”母親”です。息子Bが提供するお手伝いサービスを労力のレベルに応じて価格設定(5円~100円)。
お手伝いのサービス内容を決めるにあたり、かなりシビアに考え抜きました。顧客目線にたって、お金を出してまで手伝ってほしいことはなにか?価格はどのくらいが適正か?
ポイントは、母親が一人ではできないことに需要があると言うこと。
営業活動
息子Bには大事なことを教えておかないといけない。毎日、決まった仕事が決まった量あるとは限らないのだ。同じ物を毎日買う人などいないのだ。
なので、毎日お手伝いの用命が無くとも我慢すること。お金儲けは簡単じゃない。仕事がほしければ営業をするのだ。顧客をよく観察するのだ。
メニューに肩たたきがあるのだが、母親が自分で肩をたたく仕草をしていたのを見つけたら、”お肩でも叩きましょうか?”と声を掛けることが営業なんだと。
そして、料金以上のサービスを顧客に提供すれば、評判が広がりリピート率も増える。それが、お金儲けの基本的な行動なんだと。
終わりに
そんな感じで、我が家では息子Bの事業が始まっています。どれも低単価でやってくれるのでクオリティが上がれば爆裂に稼げるとワタシは目論んでいるのですが。。。
どうなることでしょうね。
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