日本の縮図
ワタシの住む地域では、町内で年末の2・3日に特別警戒として夜回りをするのが通例となっています。(また年末のお話ですみません。)
毎年当番制になっていて、隔年でワタシのエリアにお鉢が回ってくるのですが、昨年末は中止になりました。一昨年は実施しました。(だから今回お鉢が回ってきたわけで)
理由は感染拡大。少子高齢化時代ですから、ワタシの地域も例外なく町内会長や役を持つのは高齢者。それが、異様にビビってしまったが故の決定です。
ワタシとしては、「まぁ町内の面倒な仕事が一つ減るからべつに・・」が半分、「合理的な対応ができない自治会だなぁ」と辟易としたのがもう半分。
招集する人数を減らすとか、少なからず現役世代がいるわけですからそれらに今回は託すとか。やり方なんぞ考えればいくらでもあるだろうに。結局、根回しやコンセンサスを取るのが面倒くさいのだろう。楽な結論に流れていく。
普段は長年運営してきたどう考えても効率の悪い「しきたりや方法」を頑として変えようとしないのに、コロナ目の前に毎年通例の行事をあっさり中止という判断を下すというダブスタ。リーダーシップのかけらもない。
高齢者の娯楽に使う予算を計上するために子供のレクリエーションに使う予算が削減される。高齢者が使うカラオケの機材が幅を利かす集会所。
象徴してますよね。これでは没落の一途をたどるだけ。
地域や町内を維持していくには流入量を維持するのが必要。どの世代に投資し、回収していくかはわかりきっていること。
そのうちワタシも高齢者になり地域の役を押し付けられることになると予想しているが、そのときは一気にすべてを変えてやろうと今から計画しておこうと思う。
また、仕事に置き換えても思うことはありますね。現状維持を良しとする勢力が変化と成長をいつも阻害する。それぞれの既得権益を守るために全体が向かうべき方向性が歪みます。
この様子に日本の縮図が見えて仕方ありません。
リーダーシップは向かうべき方向をしっかり示して、既得権益に忖度せず根拠とファクトを手がかりに正しく先導することが鉄則。人の話を聞くのは大切な能力だが、八方美人であっちにフラフラこっちにフラフラではただの人気取り。
どこを向いて仕事をしてますか?目を向けるは未来ですよ。
仕事をする上で、ワタシ肝に銘じて置かねばなりません。
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