今週のお題「赤いもの」
唐突ですが、ワタシは自分で自分のイメージカラーは「赤」と思い込んでいます。それくらい「赤」が好きなのです。
今現在でもハンカチや水筒など毎日使うものに「赤」を取り入れております。
「赤」が好きなのは幼い頃からで、なぜ「赤」が好きかと問われると分からないんですよね。
そんな「赤」にまつわるエピソードです。
赤いシャツ
中学生の頃、初めて付き合った彼女から「赤い前開きのボタンシャツ」を誕生日にもらったことがあります。
誕生日に女の子から服をもらうということが、当時のワタシには大人に思えて、でも中学生の感覚だと服はどんなものでも高価なものに思えて、同等のことをしてあげれなさそうなワタシは少し申し訳なく思ってたり。
とは言えど、ワタシが赤が好きだと言うことを知ってくれて選んでくれたものだから素直に嬉しくて。
手渡されて、「また明日ね」って別れたあと自分の部屋で赤いシャツを膝に載せたまま、嬉しいけど家族に知られたら恥ずかしいし、こんな高価なものもらって申し訳ない、ワタシは同じようなことをしてあげれるかな?なんて数時間考えごとをしていた記憶があります。
不意にオカンが入ってきて、「何してんねん!」って突っ込まれたけど。
あの時の自分の気持ちがカオスすぎて、今でもよくわからない。
その日から、その赤いシャツをヘビーローテーションで着ました。お気に入りのリーバイスにもらった赤いシャツを合わせるのがワタシの定番となった。
ホントにずーっと着ていた。洗って洗って、ところどころ色落ちしても着続けました。
それくらい「赤」と「彼女」が好きだったのだと思います。
その後、彼女と別れる時が来ました。その日をもってその「赤いシャツ」はタンスの肥やしになりました。
それからどれくらい経ったかわかりませんが、そこそこ大人になってから忘れていた「赤いシャツ」をタンスの中で見つけました。
袖を通してみようかと思ったのですが、勇気がありませんでした。
なんとなく。なんとなくです。
袖を通してしまうと、あの日「赤いシャツ」と一緒に片付けた思いが、より一層大きくなってワタシに伸し掛かってくるのではないかと怖かったのです。
そんな赤の思い出です。
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