先日記事にもしましたが、今ワタシは「じゃりン子チエ」にハマっております。
大人になってから見直してみると、意外な発見もあったりします。
最近見た回の「浪速の華!地獄組大乱闘」では、チエのおばあはんのセリフが心に刺さりました。
この回の内容をざっくりいうと、『大阪カブの会』という大規模な賭博が行われ、そこにチエの父親であるテツが行こうとするが、その『大阪カブの会』はすでに警察にマークされており、警察が一網打尽に賭博参加者をしょっぴく計画を立てていた。テツを踏みとどまらそうとチエとおばあはんはテツのあとを追うが。。。テツはすでに会場へ。。
どうにかテツが警察のお世話にならないように作戦をたてるチエとおばあはん。
その時のやり取りで、おばあはんの名言が飛び出します。
ひもじい 寒い もう死にたい。不幸はこの順番で来ますのや。
チエとおばあはんは会場近くにあったラーメンの屋台でまずは腹ごしらえをします。
いつも強気で溌剌なチエちゃんもさすがに今回の件では弱気なことを考えてラーメンが喉を通りません。
するとおばあはんは。
『しっかり食べなはれ、勉強や』
『人間に一番悪いのは腹が減るのと寒いゆうことですわ。』
『長いこと生きてますとな、ほんまに死にたいちゅうことが何回かありますのや』
『そうゆうときメシも食べんともの考えるとロクなこと想像しまへんのや』
『おまけにさむ~い部屋で一人でいてみなはれ、ひもじい 寒い もう死にたい これですわ。嫌やったら食べなはれ』
『ひもじい 寒い もう死にたい。不幸はこの順番で来ますのや。』
全部ネイティブな大阪弁ですから、どこか上品さに欠けますが、的確な言葉です。
小さい頃は気付かなかった「じゃりン子チエ」のこんな一面。このセリフで勇気づけられる人がたくさんいるのではないでしょうか。
ワタシも過去幾度となく悩み事を抱えて、打ちひしがれてきたこともありますが、おばあはんの言う通りで、お腹が減って、寒くて、一人だと、どんどんマイナスの想像しかしなくなる気がします。というか思い当たるフシがあります。
食べることは生きる上での基本で、誰もがそれぞれの悩みや不安という満たされない部分を抱えているけれども、ワタシたちは食べることで満たし、暖かさで満たし、人の関わりで満たし、マイナス要因とバランスを自然に取って生きているのだと改めて考えた、おばあはんの名言でした。
ワタシがそれに付け加えるとすれば、灯りですね。暗いところにいると気が滅入ってしまう。仕事から帰ってきたとき、真っ暗な誰もいない部屋より、明るくて誰かが待っていてくれる部屋がいいですね。
毎日いろんなことがあると思うけど。とあえずメシ食ってから考えよ!
そう考えると、嫌なことがあったら爆食いするという行動も理に適っていると言えますね。
ただ、暴飲暴食には気をつけて。
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