こんにちは~。
久しぶりの読書記録です。昨年末の繁忙期の最中に『サピエンス全史 上下巻』を読みました。
「なぜホモ・サピエンスだけが繁栄したのか?」世界48カ国で翻訳されているベストセラーです。
上下巻合わせて600ページを超えるボリュームで、文章も難解でスムーズに読むにはかなりの知識と読解力が必要です。ワタシは繁忙期の中、上下巻を読了するのに本気を出して2週間も掛かりました。
正直、ワタシには難しすぎる本でしたので読了後は解説記事や解説動画を見て、自分の理解度を確かめるために復習をしました。それで一応、一通りの理解は出来ましたが、時間が経つとあやふやなところも出てきます。。
多分ですけど、この『サピエンス全史』は読む前に解説記事や解説動画を見てある程度の知識を蓄えてから読むほうが良いのかもしれません。
「なぜホモ・サピエンスだけが繁栄したのか?」それは、「ホモ・サピエンスだけがフィクションを作り出すことができて、またそれを信じる能力があったから。」
これを本書では「認知革命」と呼んでいて、この本のベースになる考え方です。
その能力があることで、協力しあい集団で行動することが出来たんですね。
それが国となり、貨幣を考え出し、宗教がそれぞれに結びつき強固な集団ができる。
復習した時に「宗教で考えるのがわかりやすい」と解説にありました。そして、宗教で考えてみて思い出した事がありました。
大きな石を神だと崇めた小学校時代を思い出した。
小学校の頃、たしかヘチマを育てる授業の為に、校舎に面するちょっとした中庭の一区画を耕した事がありました。
硬い地面を掘り起こす作業をしていると、地中から大きな石が出てきました。
その大きな石の事をクラスの誰かが、「神様だ」と言い出しました。
その日からその石は、「神様かも」と信じるクラスメートによって祀られ、毎日水を変えられていました。
見事に「誰かによって作られたフィクション」を信じ込んで集団を作り上げた出来事だったと思います。
サピエンスはフィクションを心の拠り所とし、誰かと共有することが不可欠
サピエンスがこれからも繁栄し続けるには、時代時代に応じた新しいフィクションを作り出し、それを心の拠り所にして誰かと共有し続けることが不可欠なんだと思います。
最後に
『サピエンス全史』はワタシには非常に難しかったです。ここで書いたことなんて、全600ページ超えのほんの一部でしかありません。
本書は長いし、文章は難解だし、手に取るのにハードルはかなり高いと思います。
時間に余裕があって勉強できる環境ができれば一度挑んでみてもいい本だと思います。
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