ども。前回から回想している修学旅行のレクリエーションの続き。
前半はこちら。
カエルの中にカッパが混じってたらおもろないか?
歌の練習を重ねて、ワタシもツッコミのタイミングやセンテンスを揃えて九割五分出来上がったときに、もう一個なんかおもしろポイントがほしいとクラスで投げかけてみたところ。
『カエルの中にカッパ混じってたらおもろないか?』と先生の一言で即採用。
その日の放課後すぐにカッパのお皿を買いに行って、翌日言い出しっぺの先生をカッパ役に任命しました。
タイミングとしては最初ステージに立ったときに、指揮者のワタシが全員を見渡して違和感を感じ、『なんか違うの混じってへんか?』『なんやお前!ちょっと来い!』でステージ前に先生を出して、ワタシ『なんや?お前?』先生『カッパ。』ワタシ『帰れ!』という一連の流れを追加した。
指揮者が加トちゃんみたいやったら、もうめちゃくちゃじゃない?
そこから悪ノリが始まって、指揮者もハゲヅラと股引で出たらめちゃくちゃじゃない?ってなって、また放課後すぐに加トちゃんになれるセットを買いに。。
最終的には、ワタシ以外のカエルたちとカッパが先にステージに上り整列し、後から加トちゃんに扮した指揮者のワタシが入っていくという流れを一番最初に追加した。
いざ本番。ワタシが仕込んだポイント全てがヒット!
修学旅行のレクリエーション本番。コンテスト形式となったので、順位が決められる。この段階では、クラスの団結は凄まじいもので、皆の気もちの中に『絶対優勝できる』という根拠のない自信がみなぎっていました。皆はワタシが作ってきた出し物に自信を持ってくれていたようで嬉しかったですね。
いざ本番。ハゲヅラ指揮者登場からカッパ退場、ピアノ和音外し、輪唱のボケ。
全部ズバズバ決まりました。レクリエーション会場が大いに沸きました!
皆、しっかりとした手応えでステージを降りました。
でも優勝できなかった
全ての出し物が終わり、フタを開けてみると2位。優勝できませんでした。
どんな出し物に負けたか。芸人さんのネタをそのままマネした出し物に負けました。
笑いのシステムこそ拝借しましたが、まるまる拝借は。。。という悔しさでクラスメート皆は落胆。
とりあえず、オリジナリティでは絶対勝ってたぞ!ってことで内々で納得して終わりました。
これは、当時のクラスメートの共通認識ですね。
その後
レクリエーション以降、ワタシの環境が少し変わりまして、一時期『天才』呼ばわりされたりしました。
一番おもしろかったのが、バレンタインデーに靴箱にチョコレートが入っていました。丁寧にお手紙も添えて。
『レクリエーションを見て好きになりました。』
ウソつけ!ハゲヅラで股引姿のワタシのどこを好きになるんじゃ!ホントにそれ見て好きになったとしたら、しっかりとしたメガネを買ってもらってほしい。
というわけで、先生をカッパにしたというお話でした。