ども。さっきアップした記事が消えちゃったんですけど。。せっかく書いたのに、もう同じこと書けねえ。。気を取り直して別記事を。
最後の親子サッカー
息子Aたちは今年で所属チームを卒団します。毎年、卒団を迎える選手たちを送るための卒団式を行い、親子で最後のサッカーを楽しむセレモニーが行われるんですが、今年は新型コロナウィルスの影響で会場となる小学校の校庭は現状閉鎖されており、卒団式おろか親子サッカーの開催も危ぶまれております。
まだ、卒団式の日程は先なのでそれまでに状況が変わればよいのですが、、という状況なのです。
そこで、あるお父さんが立ち上がりました。『自分たちで親子サッカーをやろう』と会場を押さえ参加者を募りました。場所は屋内のフットサル場。サッカーをやるとなると大人こども合わせても20人規模になる。
ワタシは少し迷いましたが、屋内であるゆえ施設側も定期的な換気をしていたり、利用者に対して手洗いうがいや咳エチケットの呼びかけを行っていたり対策を打っていることを確認できたことと、最後の親子サッカーであること・立ち上がってくれたお父さんの行動力への感謝の全てを考慮して、参加を表明しました。
最後の親子サッカー。自分の子供ともそのチームメイトともガチで戦えるのが最後となるので、新型コロナの不安60:楽しみ40で当日を迎えした。
ところが、当日の朝『親子サッカー中止』の連絡が走りました。理由はやはり屋内で開催に不安を感じた保護者がいたことでした。こればかりは仕方ない。おそらく皆が持ってた不安が表に出ただけのことだから、誰かを責めることではない。
でも、いつものワタシの諦めの悪さが出ました。
『なら、屋外ならOKか?』を他の保護者に聞いてほしいと相方に頼み、その間、近隣で当日レンタルできる屋外グラウンドを探しました。
すると1件ヒットし、すぐに電話。そしたら、当日2時間コートレンタルが可能だということだったんで、先走りして予約を取りました。皆が来ないと言えば自腹で数万円だがここはギャンブルに出ました。
結果、いったんキャンセルしたにも関わらず参加を表明していた全員が来てくれました。
暖かくてお天気も良く、屋外でサッカーをするには絶好のコンディション。所属チームが開催する親子サッカーと違って、監督コーチはいませんし、ほかの学年がいるわけでもない。
2時間をたっぷり卒団生とその保護者でサッカーを楽しみました。親と子供が入り混じったチームで対戦したり、親と子供が対戦したり。
その2時間は新型コロナの不安もなにもなかったような気がしてます。
むしろ、新型コロナのおかげで他の学年とは違う、思い出深い最後の親子サッカーになったと思います。
何より、当日の朝に親子サッカーがなくなったと聞いて落ち込んでいたという息子のチームメイトが直前で開催されることになってとても喜んでくれたらしい。
喜んでくれたことはワタシにとってはなによりのご褒美だ。
そんな、大逆転の昨日のお話でした。